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iMac用のコンパクトなBlu-ray ドライブを買ったよ!

 iMac Late 2012モデルからは、CDやDVDを読み込むことができる光学メディア・ドライブが標準装備されなくなりました。こればっかりは音楽はiTunesで、アプリはAppStoreで買いなされというAppleの強引な主張に思えてなりません…。とはいえ、日本ではレンタルCDが一般的で、iTunesなどで買うよりも圧倒的にレンタルしたほうが安いという状況があるので、あまり経済的合理性が見いだせないのが現状です(その為にドライブを買うのはどうなんだという気もしますがw)。ジャケットだってパラパラ見ることができるしね。

 他にも思ったよりもこの光学ドライブがない事は、現時点では不便に感じる事があります。というわけで買いました、iMac用に光学ドライブ。しかもBlu-rayドライブです!購入したのはこのLogitecのUSB3.0対応のブルーレイドライブです。

買うなら1万円相当のライティングソフトが付属しているMac版がオススメ(型番に注意!)

 Mac OSでのBD-Rへの書き込みはちと面倒です。ですので、専用のライティングソフトがあると便利なのですが、このLogitec LBD-PME6U3MSVには『Roxio Toast11 TITANIUM』というMacでの定番ライティングソフトが付属されています。これ単体で購入すると1万円以上するソフトなので、かなりお得なパッケージになっています。(※訂正:Mac OS X標準ではBD−Rの書き込みができないと書いていましたが可能なようです。)

 ちなみに、LBD-PME6U3MSVと見た目が同じモデルが複数あるのですが、安いからといってよく確認せずにポチると痛い目にあいます。必ず最後のアルファベットがMSVのものを選んでください。都内の電器店を色々探してみましたが、このMac版として発売されている『LBD-PME6U3MSV』は、大型量販店でも本当に一部の店舗しか在庫がありません。店頭で見かけた場合も必ずパッケージを確認してください。


開封

 本製品は、どちらかというとポータブル用なのですがiMacで使う分にも全く問題はありません。こんな感じで、短い専用USBケーブルが付属しています。長さにして約25cm。長さが足りない場合は別途延長用USBケーブルが必要ですね。片方のコネクターの形状が特殊なものなので、汎用のUSBケーブルでは代用できません、というのは間違いで、これはUSB3.0で新たに登場したコネクターの形状で「Micro-B」という標準コネクターだそうです。USB2.0にも標準的な形状のもの以外に、スマホPS3のコントローラーといったデバイスのサイズによって幾つかコネクターの形状の違いがありますが、それと同じ事です。USB2.0にもMicro-Bという形状がありますが、その隣にUSB3.0用のMicro-Bを横付けしちゃったのがこのコネクターだそうです。なんとも強引な…。



USB 3.0用コネクタにUSB 2.0用ケーブルは接続できるが、その逆は不可。
用語解説 > USB 3.0(Universal Serial Bus 3.0)|@IT

 本体はこんな感じ。薄くてサイズも小さいです。CDケースの大きさとほぼ一緒くらい。このサイズなら持ち運びには100円均一で売ってそうな、ポータブルCDプレイヤー用のソフトケースが代用できそうです。



 背面には専用のUSB端子と5Vアダプター端子。バスパワーで問題なく駆動するので今のところ使うことはないですが、よっぽど電力が足りないというような場合は別売りのACアダプターをつなぐことができます。個人的にはバスパワーてあんまり信用していないので、いざという時にACも使えるというのは心強いです。


 裏側には一応ケーブルを這わせて収納できるようになっているのですが、まぁあんまり使わないかな…。ちょっと微妙に長さが余るし。


設置

 さて専用USBケーブルを使ってiMacに接続です。USBケーブルの長さが短いので、設置できる箇所が必然的に限られてしまいますね。


 これより左にはケーブルが足りなくて置けない…。


 ま、順当に行くならiMac本体のUSBコネクターの真下のこの位置でしょうね。ちょっと奥に配置してディスクトイレが出てくるスペースを確保してみたり…っと。


Mac OSから見たブルーレイ

 iMacの接続自体は特にUSBで接続以外なにもありません。書き込み可能ディスクフォーマットの項目にBD-RとBD-REが表示されています。BD-REはRewritableディスクです。CD-RWDVD-RWのブルーレイ版で上書き保存などが可能なフォーマットです。



 もう一つ、システムプロフィールのUSBの項目。事前情報ではMacでの接続時はUSB 2.0に制限されるというような情報があったのですが、これを見る限りちゃんとUSB 3.0で接続されているように見えます。ちなみにCD-ROMディスクが挿入された状態になっています(付属のRoxio Toast11 TITANIUMをディスク入れています)。


 表向きサポートしてないってーのに、こういう設定ではちゃっかりブルーレイに対応してるMac OS


通常動作では特に問題なし

 CDを取り込んでみたり、DVDのアプリをインストールしてみたり、BD-Rでデータを焼いてみたりと一連の動作を確認してみたんですが特に問題なく使用できています。懸念していたアプリのインストール障害なども今のところありません。


ブルーレイのムービー作品は、そのままでは見れない

 これは事前にわかっていた事だけど、Blu-rayの映像作品を見ることはできません。なのでレンタルビデオ屋で借りてきたブルーレイなどは、そのまま見ることは出来ません。別途、Macgo Mac Blu-ray Playerを購入する必要があります。公式サイトでは定期的にディスカウントしているので、Macでブルーレイムービーを見たいという方は安い時に予め購入しておくことをオススメします。


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家庭用のブルーレイ・レコーダーで焼いた映像は頑張っても見れない

あと、家庭用ブルーレイ・レコーダーで焼いたブルーレイは見ることが出来ないそうです。市販されているものや、レンタルのブルーレイはAACSBD+という規格ですが、家庭用のレコーダーで焼いたものはBDAVになります。

■BDレコーダーで録画したBlu-rayMac Blu-ray Playerでは再生できません
Mac Blu-ray PlayerではBDAVという規格に対応していないため、BDレコーダーで録画したBlu-rayは再生できません。
MacでBlu-ray映像を楽しむには|All About

キーボードのディスク・イジェクト・キーが使えません

 意外と不便だな〜と感じるのがこのイジェクト・キーが効かないって事。もちろん以下のような、その他のイジェクト操作は有効です。

  • デスクトップでディスク・アイコンを選んで「Command+E」
  • デスクトップでディスク・アイコンをゴミ箱にポイ
  • iTunesなどのソフトのイジェクト・アイコンをクリック
  • ソフトウェア側で自動でディスク排出を行う場合(インストーラーでディスク2を入れてくださいというような場合)

メニュー・バーにディスク・イジェクト・アイコンを追加しよう

 そこでひとつおすすめなのが、このメニュー・バー(ステータス・バー)にディスク・イジェクト・アイコンを追加してしまう方法。これだとウィンドウなどでデスクトップが隠れて閉まっている場合でも、すぐさまディスクをイジェクトできます。


 メニュー・バーにこのディスク・イジェクトのアイコンを追加するには、以下の場所にあるファイルを実行する必要があります。『CoreServices』フォルダの中にある『Menu Extras』から『Eject.menu』ファイルを選択してダブルクリックして実行します。


 これでどんな状態でもイジェクト・アイコンに素早くアクセスすることができるので格段に使い勝手が良くなります。なんかアップルスクリプトと、キーアサインツールをうまく使えばキーボードのイジェクト・キーを有効にする方法もありそうなんですが、まだちょっと手をつけていません…。


パイオニアからも新製品が ※4月2日追記

 パイオニアからMac対応を謳った『BDR-XU02JM』が発売されました。スロットローディング対応で、Mac純正のDVDドライブを意識した製品。スロットローディングは、省スペースでいいんですが一番壊れやすい部分でもあるんで、このへんは好みでしょうかね。

 あと、ちと値段が高すぎるような気がします。付属ソフトも微妙な感じという報告がAmazonレビューで上がってますね(※2013年5月10日修正 Windows用のBDR-XU02Jのレビューでした)。ちと様子見です。