先々週、『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア(FF14)』のPS3版クローズドβテストに当選しました。FF13についてきたコードがついに活かされたわけです。
で、先週、先々週と週末ベータに参加したのですが、PC版ベンチマークの存在に気が付き早速iMacで走らせてみました。
スペックと環境
iMacのスペックは以下のとおり。
- iMac 27-inch Late 2012
- 3.4GHz Core i7
- 3TB Fusion Drive
- 32GB DDR3 SDRAM (8GB*4)
- NVIDIA GeForce GTX680MX 2GB GDDR5
- Parallels Desktop 8上でWindows 7
当然、Mac OSでは動きませんので、毎度おなじみ、MacでWindowsのソフトを使えるようにする仮想化ソフト『Parallels Desktop 8』を使用。Windows 7をインストールしています。DQ10では全く問題ない動作とパフォーマンスを見せてくれた環境ですが、新生FF14ではどうなるか?
あたりまえですが、メーカーに推奨された環境ではありませんので不具合があっても文句言えませんし、ベンチマーク自体本編の動作を保証するものでもありませんのであしからず。
このベンチマークはFINAL FANTASY XIV: A Realm Rebornの動作を保証する物ではありません。
FINAL FANTASY XIV: A Realm Reborn 公式サイト http://jp.finalfantasyxiv.com
(C) 2010-2013 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
MMORPGにおける解像度の考え方
一般的なゲームの場合、解像度とは画面のきめ細かさであり、グラフィックスの質に直結するものです。ただし、個人的にMMORPGにおける解像度は、画面内にどれだけのユーザーインターフェイス(UI)を配置できるかという点の方が重要だと思っています。
例えばチャットウィンドウを3分割にしたり、スキルを配置するスロットバーのようなものを複数同時に表示させておいたり、デフォルトで非表示の項目を常に表示させておくといった事が高解像度ではより柔軟に対応できます。そして、UIが画メインのゲーム面を邪魔しないように配置できると、より的確に戦況を把握したり、ターゲットを取りやすくなるといったメリットがあります。逆に、文字やアイコンが小さくて読めなくなったりといった副作用もあるわけですが。ですので、解像度をどう選ぶかはゲームのグラフィックの質よりもゲームの快適さを重視したものになると考えています。
すべてのフォントの大きさやアイコンを調整できるのであれば、何も考えずに高解像度でも構いませんが、そうでないなら逆に視認性が悪くなる場合もあるので、一概に高解像度が良しとはなりません。ディスプレイを物理的に大きいものにするといった場合でも、視点移動が多くなるので、情報を読み切れなかったり、疲れたりといった場合があります。
標準画質、1280 x 720、ウィンドウモードとフルスクリーンモード
まずはデフォルトの設定です。スクリーンモード設定はウィンドウモードです。
実際には少しキャラが沢山でた時や、カメラを引いたシーンではカクカクします。超快適というわけではありません。このベンチマーク自体、結構高負荷にになるように作ってるんじゃないでしょうかね。あと、iMacのディスプレイは、WQHD(2560×1440)ですのでかなりでかいです。そのでかい画面に、1280 x 720という解像度だと、下記のスクリーンショットのようにかなり小さく表示されてしまいます。
ただし、1280 x 720は別の言い方をすれば720p(pは、プログレッシブという描画方式の意味です)で、これはPS3やXBox360といった現世代ゲーム機では標準的な解像度です。720pのゲームを、テレビ側でフルHDである1080pや、ゲーム機側でスケーリングして画面いっぱいに表示するという事が一般的です。
同じように、スクリーンモード設定をフルスクリーンにしてテストしてみました。結果からいうとベンチマークの数字はあまり変わりませんでした。誤差範囲です。
4倍のスケーリング(縦と横でいうと2倍)になります。縦方向にも横方向にも2倍に拡大して全画面表示させている状態です。こうなると確かにグラフィック的には荒が目立ちますが、思ったほど気になりません。
標準画質、1920x1080、ウィンドウモード
所謂、FullHDってやつです。
スコアはさがりましたが、まだ評価的には『快適』。感覚としてはカクつきを感じます。ウィンドウモードでプレイするならこの解像度が一番いいかも。なぜかこの解像度にするとフルスクリーンに出来ないという…。
標準画質、1920x1200、フルスクリーン
これは、16:10の解像度でやや縦が長い解像度です。PC用ディスプレイとして採用されているものがあります。でも最近は、PCが用ディスプレイも1920x1080(16:9 Full HD)がスタンダードなんですかね。
解像度的に、iMacの画面とはあっていませんので、フルスクリーンにすると左右に黒帯が入ります。
標準画質、2560x1440、仮想フルスクリーン
なにがバーチャルなのか説明を読んでもイマイチよくわからんのですが、とにかく今使用している画面解像度に合わせて強制的にフルスクリーンにしてくれます。iMacだと2560x1440という解像度になります。おそらく、ウィンドウズのタイトルバーや、ウィンドウ枠などを強制的に取っ払って擬似的にフルスクリーンに見せているという感じなんでしょうけど、それであってるのかどうかわかりません。
次は画質を弄ってみます
長くなったので記事を分けたいと思います。次は画質を弄ってみます。
このベンチマークはFINAL FANTASY XIV: A Realm Rebornの動作を保証する物ではありません。
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