新PCへの環境移行や、HDDフォーマットからのOSクリーンインストール時など、DAWやソフト音源やエフェクターのライセンスまわりの諸手順と注意事項をメモ。最新情報ではなくなる可能性もあるので、詳しくは公式ウェブなどを確認してください。また困ったら各社サポートへGO!(2016年8月5日時点)
Steinberg(Cubaseなど)
ドングルあり(USB-eLicenser)
ドングル差し替えるだけでOK。
ドングルなし(Soft-eLicenser)
再オーサライズが必要。詳しくは下記に
【Cubase Elements/AI/LE】コンピューターを買い換えました。再度アクティベーションする方法を教えてください。 - ヤマハ
Spectrasonics
Specctrasonicsのアカウントでログインして再オーサライズ「Get Authorization」。事前に、登録PCの解除などはしなくてよい。チャレンジ&レスポンス方式なので、再インストール時にチャレンジコードをコピーして、サイトに入力。レスポンスコードを受け取る。
コンピュータ、OS環境を変更された場合、各製品の再オーサライズが必要です。ホストアプリケーションからプラグインを起動し、下記ページの手順にそってオーサライズを行います。
Media Integration | サポート
他の外部HDDに音色等を移動させておくと再インストールが楽に。
Trilian、Omnisphere、Stylus RMX ライブラリフォルダの移動方法
Media Integration | サポート
Waves
Wavesは間違うとちょっと大変。
USBメモリーにライセンスを保存し、ドングル的に使ってる場合
USBメモリーにWave License Centerを使ってライセンスを移動して使ってる場合はなにも考えても、新PCや再インストール時にUSBメモリーを指すだけOK。USBメモリーがドングルに変わっただけ。この方式は、ドングル形式と一緒で色んなPCにWavesインストールしておいて使い回すのに最適。でも、ドングルなくしたり、現場に持っていくの忘れたら使えないというデメリットも一緒。
HDDにオーサライズ情報を保存してる場合
一度ライセンスを、サーバーに戻す必要あり。Wave License Centerでライセンスをクラウドに戻して、新PCに改めてライセンスをダウンロードする必要がある。ライセンスは何回でも出し入れできるので、手順さえふめばドングルの運用とほぼ同じ事ができる。デメリットはライセンス戻す、ライセンス受け取るって作業が、USBの抜き差しに比べると手間なのと、インターネット環境が必須な所。
HDDクラッシュしちゃった!戻すの忘れたままハードディスクフォーマットしちゃった!って人は、一応復旧の手段がある。
単にOS再インストールやHDDフォーマットしただけなら、ハードウェア構成が変わっていないので下記のパターンが適用されそう。WLC起動すれば勝手に「あ、OSのクリーンインストールね、はいはいそのまま使っちゃって頂戴」ってな感じ。まあでも、そんな手間じゃないし万が一を考えてライセンスをクラウドに戻しておく方が良さ気。
オーサライズの復旧
ハードディスクやUSBメモリのフォーマットなどでオーサライズ情報が消えた場合:
再度WLCを起動すると、オーサライズ情報が自動的に復旧します。通常は同じハードウェア構成の場合であれば同じオーサライズ情報と認識され、下記復旧回数には影響致しません。ただし、システム上のドライバやハードウェアのデバイス認識に変更があった場合はこの限りではありません。
でも、HDDクラッシュしてHDD変えちゃったよ!Macbook壊れたから新しいMacBook買ったよとかになると、実質的にお金がかかる。Wacvesユーザー同じにも、Waves Update Planに加入してないと保証対象外!アプデのタイミングでやるのがいいけど、そもそもそんなタイミングは稀なので注意。
オーサライズ情報を移動せずにコンピューターの変更や、USBが盗難、紛失、破損などが発生した場合:
1年に1回のみ、オーサライズの再取得(リカバー)が可能です。(WUP適用期間内に限ります)
WLCでRecoverを行うと、再度オーサライズが可能です。後から紛失したUSBメモリ等が出てきた場合は、コンピューターに接続してWLCを起動すると、制限がリセットされます。
VOCALOID(YAMAHA/クリプトン)
アクティベーションツールを使って認証解除をする必要がある。VOCALOID Editor for Cubaseも同様に。
知っておきたい!VOCALOID製品の認証~「アクティベーション」と「ディアクティベーション」(2)実践編 | ボーカロイド
ちなみにMacは、自分のMacでSpotlightで「VOCALOID License Manager.app」で検索すれば見つかるはず。
PSPaudioware
サイトにログインして、オーサライズ用のファイルをダウンロード。