雨の音が好き

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Steinberg UR22とRME Fireface 400のレイテンシーを比較してみた

 普段使いはRMEなんだけど、結構長く使ってて最近はそんな細かく設定を見ているわけじゃないので見てみました。RME Fireface 400は既に生産中止になったものの、Firewire接続が可能でハーフラック・サイズながら8チャンネルのアナログに加えてS/PDIFとADAT オプティカルMIDIを装備という、かなり使えるモデルでした。Firewire接続なので、最新のiMac Late 2012 モデルでは、ThunderboltをFireWireに変換するアダプタが必要なのでめんどくさいです。うごくかどうかもわからんし。最新のFirefaceシリーズはUSB接続だったり、Firewire/USB両対応だったりするので大丈夫なのですが。

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 せっかくなので、このRME Fireface 400とSteinberg UR22のレイテンシーを比較してみました。個人的にはそこまでレイテンシーは重要じゃないんですが、参考程度という事で。

RME Fireface 400のレイテンシー

 Windowsでは、44.1kHzと48kHzでは最小Buffer Sizeが48 Samples。96kHzと192kHzでは、96 Samplesと192 Samplesなので、表が少しわかりづらくなっていますがご勘弁を…。

Steinberg UR22との比較

以前の記事(Steinberg UR22のiMacでのレイテンシーまとめ)で、まとめたSteinberg UR22のデータです。

比較

Steinebrg UR22と、RME Fireface 400の、44.1kHzの時の比較をグラフにしてみました。Macは殆ど違いがありませんが、Windowsはそこそこ違いがあるようです。またアウトプット・レイテンシーの方が差がでかいようです。ドライバーの違いなんでしょうかね。

まあ、グラフで見るととても差があるように見えるんですが、あくまで同じBuffer Sizeに設定した時の差なので、実際の使用においてあまり問題にはならないと思います。UR22も十分優秀なスコアです。神経質になりすぎる必要はないと思います。

UR22とRME Fireface差分

 表計算にデータを落とし込んじゃうと簡単にグラフやデータを作ることができるので、無駄に色々なものを作ってしまいがちです。これもその一つかも…。UR22のレイテンシーから、RME Firefaceのレイテンシを引いたもので差分になります。一番右の列は比率です。

Fireface Settingsでのエラー表示

Buffer Sizeを最小にできるからといって使い物になるかどうかは別物です。RMEのFireface Settingsツールでは、192kHzでBuffer Size 192 SamplesにするとErrorが出始めます。そういう意味ではUR22は安全に設定できる範囲でBuffer Sizeを制限してるんですかねえ、よくわからん。こういうFireface Settingsみたいなツールは便利なんでUR22にもあるといいんですが。