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【パッチ2.3】フロントラインを始める前に確認しておきたい設定、PvPスキルの準備、心構え #FF14

 フロントラインに初参加してみた私ですが、恥ずかしながらわけがわからなかったです。それこそ生まれて初めてこの手のPvPを体験した人なら、このわけのわからない混沌とした状況も、なんだかワイワイしてて楽しいと思えるのかもしれません。(ちなみに私はWoWではPvPやりまくってました)

 ですが、ある程度『別ゲームでこういうものだとわかってる人』、『PvEに自信のある人』、『初回は良かったけど徐々に慣れて来た人』などは、逆に上手く行かずにイライラしそうです。

 なんだこれクソゲー!つまんない!イライラする!となっても悲しいので、フロントラインの前に設定しておきたいコンフィグと、事前に確認しておきたい事などを紹介します。

 また、個人的には『大規模PvPは組織的に戦術的に動くことを経験して初めて面白さがわかる』と思うので、これが初めてのPvPという人でぐだぐだでわけも分からず殺され続けて萎えてしまったという人も、一度ちゃんとそういう連携プレイが体験が出来るまでは続けてみる事をオススメします。もったいないです。

PvPスキルをセットしよう!

 何はともあれ、PvPスキルの設定をしなくては行けません。以前は、PvPで戦績を溜めて取得していくものでしたが、パッチによって全ての人が最初から習得しているスキルとなりました。

 これは、PvP専用で使えるアディショナルスキルと言った感じです。また、使えるスキルはジョブによって異なります。これは絶対まず最初にセットして、説明を読んでおきましょう。使いこなせるかどうかは別として。

 注意すべきは、ジョブ毎に異なるスキルがあるのですが、PvPスキルスロットは10個は各ジョブで共通な点です。少し面倒といえば面倒ですね。


 「アクションリスト」ウィンドウのPvPの項目から選択する事ができる。スロットは10個あり、「浄化」等の共通のスキルもあるが、基本的にジョブごとに異なる。最初は使いこなせないかもしれないが、徐々に慣れるしかない。

 PvPスキルは、PvPプロフィール画面で強化する事もできる

PvPスキルは徐々に慣れていく

 PvPアクションは強いです。これを使いこなすといざという時に相当粘り強く闘えます。ですが、最初から使いこなそうと思っても難しいです。PvPアクションはリキャストタイムが長いものが多いです。つまり、PvPアクションはいざという時に使う、またリキャスト中で使えないタイミングも多いという事です。

 なので、PvPアクションに頼らない基本の立ち回りをまず覚えていくことの方が重要です。その上で、プレイしてると「あ、このタイミングであのPvPスキル使えたら…」という余裕が出てくると思います。

 ちなみに基本の立ち回りとは、スキル回し等もそうですが、敵を深追いしないとか、立ち位置であったりとか、誰を先に狙うか、囮になったり時間を稼いだり敵をアウトポスト(旗)から引き離すとかいった戦術的な事も含まれます。この手の大規模PvPでは戦術がすべてと言えます。機会があれば書こうと思います。

 『上手い人はPvPスキルなど使わなくても組織にとって有用な立ち回りができる』と、私は思います。もちろん最初から気合入れてPvPスキルガンガン使って行けるならそれでもいいですけどね。

プレイヤーの名前とHPバーを表示しよう!

 いままでPvEメインでやってきた人が殆どだと思いますが、場合によっては視認性を良くする為に、パーティメンバーや、アライアンスメンバー、そしてペットなどの名前やHPバーを非表示、もしくは戦闘中のみ表示にしていた人もいるかもしれません。

 ですが、これはPvPにおいてはかなり不利となります。敵味方の判断で混乱する場合があるので、常時表示にしておいたほうが良いでしょう。


「キャラクターコンフィグ」ウィンドウの、「ネームプレート設定」→「他人」タブで確認。ターゲット時に表示や、戦闘時になっている場合は、「常に表示」に設定しておいた方がPvPをやるときには有利な場面が多い。

相手陣営の色の確認と、アライアンス(味方)メンバーの色の確認

 フロントラインでは、各陣営毎に色が決まっています。ですので、まず相手陣営の色を確認しておきたいです。場合によっては、自陣営以外を全て赤色にしてしまうなど、わかりやすくしても良いかもしれません。


「キャラクターコンフィグ」ウィンドウの、「ネームプレート設定」→「全般」タブで確認。の色のついた丸部分をクリックすることで、色を変えれる。意外と最初は誰が味方で誰が敵なのかを把握するのすら難しい。

 またクリタワ等で見るものの、アライアンス(味方)の名前の色が何色か意識して見てなかった人は確認しておくとよいでしょう。デフォルトで黄緑です。


わかりやすいようにパーティーメンバーと同系色の色に変更しておいてもいいかもしれない。


相手陣営のネームプレートには、このようにクラス/ジョブ名が表示される。

アライアンスリストの表示

 クリスタルタワーに通っている人は、アライアンスメンバーの体力表示ウィンドウを非表示にしている人もいるかもしれません。

 ヒーラーは表示しておきましょう。ヒーラーでなくても、これらの情報は戦局を読む上で重要な情報です。戦略的に戦いたいタイプの人は表示することをオススメします。最初は難しくても徐々に戦局を読めるようになります。


「キャラクターコンフィグ」ウィンドウの、「ユーザーインターフェイス設定」→「パーティリスト」タブで確認。アライアンスの状況の把握は戦局を読む上でも重要だが、選択してヒールを飛ばすヒーラーにとっても重要です。

全体マップの表示

 全体マップはこの手の大規模PvPコンテンツの戦局を読む上で、最も重要な情報です。

 マップ全体が見渡せるように表示範囲を調整しておきましょう。

 また、地図ウィンドウ自体のサイズを小さくして画面の片隅に常に表示して置くのも手です。ただしFF14のこの浮動マップはこういった用途としては使い勝手が悪いです。ただ表示して、一切操作を受け付けないロック機能の実装に期待したいです。

 まめにマップを開くのはパッドオンリー勢にとってはかなりのハンディキャップと言えます。


全体マップで状況を把握。半透明にしたり、自分を中心にするを外しておいてもよい。

戦術値の確認

 戦術値を1600貯める事で勝利です。これはクエストリストに表示されています。


1600という数字は直ぐ溜まってしまうため、何れ増やされるかもしれません。このくらい早く溜まってしまうと、あまり戦略的にこの数字を元に攻める陣営を考えたりといった事がやりにくいが、一応気に留めて見ておくとよいかも。

戦術値の溜め方

 拠点の占拠、敵陣営プレイヤーとの戦闘、マップ中央にいるモンスターの討伐などを行う事で自陣営の戦術値が増えます。戦術値が最も早く規定値(現時点で1600)に達した部隊が勝ちです。

 特に、拠点を占拠した時と、拠点の占拠を維持する事で持続的に得られる戦術値を稼ぐ事が最も効率が良いです。なので、拠点を守りきれず明け渡すという事は、相手陣営に拠点占拠ポイントを獲得される事になるので、相手にポイントされないように守る事も重要です。

リザルト(結果発表)の見方

 最後に結果が発表されます。戦績に関係なく、名前のアルファベット順で表示されるという、少し変わった仕様になっていますので、注意が必要です。

 どの陣営が買ったかは上部に表示されています。


アルファベット順なので、後ろの方の人は毎回スクロールしないといけないので面倒だ……。

アライアンスチャットとパーティチャットの使い分け

 こういった大規模PvPで一番つまらないのが烏合の衆となることです。逆に戦略的にみんなで戦況をコントロールして勝てた時、あなたはもうPvPの虜になっていることでしょう!

 個々のプレイヤースキルはどうでも良く、最も組織的に動いた陣営が勝ちます。つまりチャットを最も上手くつかった陣営の勝ちです。


Alt+Pでパーティーチャット。Alt+Cでアライアンスチャットに素早く切り替える事ができる。/shoutや/yellも使え、これらは味方陣営にしか見えない。/yellは周辺だけに聞こえるチャットとして、「/yell 敵襲!」といった具合に、旗防衛時の偵察でIncoming Callとして使うのにかなり優秀なチャットチャンネルだ。

/ftマクロが有利

 /ft マクロとは、「/facetarget」の事で、自動的にターゲットの方向を向き続ける/ftをマクロの最初に仕込んでおくマクロです。向き続けるという自動追尾な点がポイントです。

 魔法詠唱者の背後や側面に回り込んで詠唱中断するような、いわゆる視線切り対策となります。激しく動き回るPvPですから、相手が視線切りを狙わなくても詠唱中断することも多いので、設定しておくと地味に違います。

 ftは、実行されたタイミングでオンになり移動するとオフになります。ショートカットキーは「F」キーですが、マクロに「/ft」を仕込んでおくと便利です。

MOマクロが有効

 マクロとは、マウスオーバーマクロでマウスカーソルに重なっているプレイヤーに対してヒールなどを飛ばすことができるマクロです。つまりターゲットが不要で、マウスでキャラクターや、パーティリストや、アライアンスリストにマウスを重ねて使う事ができます。

 これもこういった大規模PvPでは相当有利に働きます。私も使用していますが、下記のようなMMORPG用のゲーミングマウスがあると、マウスカーソルを合わせて、独立してカスタマイズできるサイドボタンで、「ケアル」「ケアルラ」「エスナ」といったものから、PvP専用スキルを即時発動できます。

 こういうことを考慮すると、さすがにパッドでのPvPはかなりのハンディキャップを抱えてるといえます。テニスを卓球のラケットで戦ってるようなものといっても過言ではないかも……ってくらい差は出てきます。パッド勢、パッド教信者である私もさすがに大規模PvPはパッドでは無理です。早いとこPS4にも、こういったマウスが対応して欲しい所ですね。

 参考記事:MMORPG用マウスのRazer Naga 2014を新生FF14用で使ってみたけど超便利!

スプリントやマウントの乗り降りが素早くできるように準備しておく

 マウントの乗り降りやスプリントは素早くできるように設定しておくと、戦場に早く到着したり、戦線から離脱する時に非常に有利です。PvEではあまり使わなかった人も直ぐに実行できるよう準備しておきましょう。

 また、戦闘中でもマウントに乗ることができます。ただし、マウントに乗っている時に攻撃を受けると100%ヘヴィを食らうので注意が必要です。場合によってはマウントを直ぐさま降りて、スプリントで逃げる事も手段の一つです。

ジョブチェンジが可能

 フロントラインでは、通常不可能なジョブチェンジが可能です。パーティー構成や状況に応じてジョブチェンジするというのも手です。ただしPvPスキルスロットにセットしたスキルは共通なので注意が必要です。この辺りは、事前にどういうビルド(PvPスキル・セッティング)で望むかという戦略的な部分とも言えなくはないです。

 ジョブチェンジは「ランディングポイント」と呼ばれるスタート/再出撃地点で可能です。またジョブチェンジしても、都市内と同様にアクションのリキャストタイムは回復した状態でスタートになるので、気軽にジョブを変更できます。

戦場にはプレイヤー以外の敵も

 戦場にプレイヤー以外のモンスターも居ます。これらの敵に気を取られたり、中央ばかりに集まって烏合の衆となると勝ち目はありません。とはいえ単独行動は危険ですのでなるべく固まって移動する必要があります。


フロントライン(PvPエリア)ではLSチャット等は不可能

 フロントラインに入るとLSチャットができなくなります。LSで会話中なら入る前に「風呂行ってきま〜す」と言っておくと良いかもしれません。

「マテリア」や「モラル」は無効

 フロントライン内では、装着しているマテリアによるステータスの上昇、PvPパラメータ「モラル」が無効化されます。ある程度プレイヤーの性能が統一されるようにアイテムレベルシンクという仕組みが導入されています。

大迷宮バハムート侵攻編 記事はこちらから