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意外と悩ましいアクアオーラの使い方を、タンクとヒーラーの目線から考えてみる #FF14

 明日から新生ファイナルファンタジー14のアーリーアクセスがスタートです。楽しみですね〜。書きたいことが山ほどあるんですが、書ききれません。私は色んなクラスはまんべんなくプレイするのですが、主に幻術士と剣術士をやる事が多いです。で、最初に悩んだのが「アクアオーラ」の使い所です。レベル15のクラスクエストで覚えられるアクアオーラ。まだ定石のようなものもないので、どうやっていいかわかりません。そしてタンク視点とヒーラー視点両方から考えてみました。

 あくまでも一例ですので、こうしろ!こうしないとダメだ!というような事ではありませんのであしからず。あと、私も毎回毎回こんな事考えてプレイしてるわけでもありません。結構、だら〜っとプレイしてます。それでダンジョンクリアできないようなバランスでも無いので、結構適当にプレイしつつ、メリハリをつけるために自分なりの楽しみ方を見つけたり、いざという時の為の立ち回りの練習として頭の片隅に入れてプレイする程度です。

アクアオーラとは

 アクアオーラは、幻術士のLv15で受けられるクラスクエストをクリアすることで覚えられる魔法で、効果は選択した近くの敵に「ノックバック効果+バインド効果」を与える魔法です。簡単に言うと、敵をふっ飛ばして、ふっ飛ばした先で一定時間敵を移動できなくするという魔法です。

ソロでは常用的に使える便利な魔法

 幻術士は、基本的に敵にぴったり張り付かれて良いことは何もありません。なので、近寄って殴ってくる敵に対して「アクアオーラ」で、遠くにふっ飛ばして、しかも足止めできるというのはとても便利です。このように、自分を攻撃できない位置に、敵を足止めする事をパーキング(Parking)と呼びます。駐車や駐車場って意味ですね。用語は覚える必要はないと思いますが、説明の時に楽なのでここではパーキングとします。


敵は遠くで足止めされているので、攻撃できない。幻術士は遠くからストーン等の攻撃魔法を安全に打つことができる。足止め時間は短いけど……。

[TIPS] ストンラを覚えてもストーンを入れる事で「ヘヴィ」効果を与えることができます。ヘヴィは敵の足を遅くする魔法なので、バインド効果が切れた時に敵はノロノロと自分に向かってきます。より時間稼ぎができます。

 ただ、バインド(足止め)時間は長くないので、再び殴られます。またアクアオーラの再詠唱可能時間(Recast Time)は長いので、しばらくまた殴られます。いずれにしてもソロで使うぶんにはどんどん使用して良いと思います。

パーティプレイでのアクアオーラ(ヒーラー視点)

 パーティーでも同様に敵に殴られるとアクアオーラで飛ばしたくなります。特にインスタントダンジョンの敵の攻撃は強いので、幻術士は殴られると直ぐに死にそうになります。

 またもう一つ考えられるのは、タンクの被ダメージ軽減する為のパーキングです。戦闘開始直後に一度に3匹同時に殴られ始めると、流石にタンクでも瞬間的にHPメーターが激減する時があります。3匹のうち1匹でも遠くにパーキングできれば、瞬間的な敵からのダメージを減らせます。また、戦闘開始直後はタンクがまだ十分にヘイトを稼げていない場合もあるので、ケアルを躊躇してしまいます。ヒーラー的にはタンクのHPメーターの減りが早いと焦ります。

 そこで、呪術師で寝かしてくれる人や、サブタンクとしてカーバンクル・トパーズが居ないとアクアオーラでパーキングしたくなります。確かに、ヒーラー的には一理ある戦略の一つですが、あまりオススメしません

パーティーでのアクアオーラ(タンク視点)

 タンク視点としては、敵があまり散らばるのは困ります。というのも、タンク陣のヘイトを稼ぐスキルは、基本的に「フラッシュ」や「オーバーパワー」といった範囲スキルです。つまり一箇所に固まっていたほうが、纏めてヘイトを稼ぎやすいのです。

 散らばってしまうと、前衛クラスの移動距離も多くなります。

パーティーでのアクアオーラの例

 では、どうすればいいか。敵に殴られてアクアオーラするのはヒーラー的には良いです。余裕があればやるべきでしょう。問題は飛ばす場所です。戦闘開始直後にタンクのHPの減りが思ったよりも早くてケアルを連打して敵が跳ねてしまってもやむ無しです。タンクが死ぬよりいいです。跳ねても、アクアオーラがあります!


ヒーラーに跳ねた状況。敵に張り付かれて殴られていますピンチ!そ、そうだアクアオーラ!

ダメなアクアオーラの例

 まず一番ダメなアクアオーラの例としては、誰もいない明後日の方向に飛ばす事です。この場合、バインドが切れたら結局幻術士に向かって敵がやってきて殴られてしまうので、一時しのぎであまり意味がありません。


青い線が、アクアオーラで敵が飛んで行くパス(移動する道/軌跡)。赤い線が、アクアオーラのバインド効果が切れてからの敵のパス。幻術士に一直線で。元の木阿弥。これやるくらいなら、アクアオーラ使わずにタンクの近くまで走って行きましょう。そしてフラッシュか何かで敵のヘイトを稼いでもらいましょう。慣れたタンクさんならパーキング中の敵に「シールドロブ」を入れてくれますが、なかなかそんなタンクさんは居ないです。

タンク的にありがたいアクアオーラの例 その1

 タンクのフラッシュの範囲内に飛ばす。これが一番タンク的にはありがたいです。理解しているタンクなら、直ぐにフラッシュ入れてヘイトを稼いでくれるので、バインドが切れても幻術士に向かって来ません。


 アクアオーラで飛ばした先が、タンクの範囲ヘイト稼ぎスキルの範囲内になるようにアクアオーラで吹っ飛ばす。アクアオーラで吹っ飛ぶ距離感等を把握しておく必要がありますが、バッチリ収まるとヒーラー的にも気持ち良いです。タンクが壁際等の障害物の近くで戦ってると比較的簡単にできます。

タンク的にありがたいアクアオーラの例 その2

 2つ目は、「飛ばした敵とタンクと自分が一直線上に並ぶように飛ばす」です。これは、バインドが切れてヒーラーに向かってくる途中にタンクが居るような位置取りにすればよいので、飛ばしてからもヒーラーが移動する事によってこの状況を作る事ができます。やや意思疎通の面や、タイミングの面で難易度が高いです。場合によっては遠くに飛んでいった敵を追いかけようとするタンクさんもいるかもしれませんね。ただ、これはバインド中は誰も殴られないので、被ダメを減らすパーキングの効果も期待できます。


敵と自分を結ぶ線の上に、タンクが居るような位置取り。バインドが切れて、敵が自分に向かってくる途中でタンクがタイミングよくフラッシュを入れる。慣れたタンクならパーキング中の敵に「シールドロブ」を入れてくれるので、「きゃ〜タンクさん素敵!」状態です。こういうのが上手く決まるタンクさんとはまた一緒に組みたくなります。一緒のサーバーならフレンド登録をお願いしたいところです。

アクアオーラで注意すべきこと

 ダンジョン進行方向にアクアオーラする場合、余計な敵を連れ込んでくる可能性があります。ふっ飛ばした先に敵がいないかなど注意してくください。

 あと、上記の事を考えてアクアヒールをやると最初は結構テンパるので、タンクへのヒールがおろそかになりがちです。無理せず、アクアオーラの使用を控えて、タンクに近寄ってヘイトを取ってもらう等の方法が無難といえば無難で、鉄板です。個人的にはパーティーでのアクアオーラは若干自己満足に近いというか、うまくいくと面白いのでやってみるという感覚に近いです。そこはまあゲームなので、ヒーラーの遊びとしてそういうのがあってもいいかなっと思います。

 更に、吹っ飛ばない敵もいます。吹っ飛ばない敵にアクアオーラしても吹っ飛びません。

アクアオーラ応用編

 アクアオーラの応用としては、例えば敵に魔法使いや弓術士などの遠隔攻撃クラスの敵キャラは動かないので、それらをタンクの近くにアクアオーラで吹っ飛ばすというものがあります。敵が分散していると、タンクがヘイトをかき集められないので、ケアルしてると今度はヒーラーが遠隔攻撃でペチペチ攻撃される事になって面倒です。

 もとより、最初にタンクが遠隔攻撃キャラに突撃して攻撃開始すれば、こういう事は起こりにくいのですが、そうでない場合さり気なくタンクの近くにふっ飛ばしてあげて、自己保身と自己満足に酔うのも余興としてはいいんじゃないでしょうか。

おまけ:タンクはヒーラーを、ヒーラーはタンクをやってみる事をオススメします

 MMORPGというのは、基本的に一つのクラスだけをやっていても、なかなか立ち回りはうまくなって行きません。他のクラスのスキルや魔法や立ち回り等を実際プレイしてみる事で、よりメインのクラスの立ち回りについて深く理解できるようになってきます。

 しかも、タンクとヒーラーというのは特殊で、序盤のインスタント・ダンジョンではそれぞれ一枠しかありません。つまり、タンクは他のタンクの立ち回りを見ることがないし、ヒーラーは他のヒーラーがどういう立ち回りをしているかを見る機会がありません。他人のプレイを見るというのは、とても刺激的で、この人の立ち回りうまいな〜と思ったら見習う事もできますし、この人の立ち回りはちょっとやりにくいかもと思えば自分のプレイに活かすことができます。

 今は動画や配信で見ることもできるので、そういったものからも吸収できる事も多いと思います。ただ、実際その場で自分が体験してみないとわからないものもあります。タンクの立ち回りの動画を見てもタンクの動きだけに注目して、ヒーラーがどういう状態でどういう意図でいま立ちまわっているのかというのは、プレイヤーの感情なども含めて実際にその場でプレイしていないとわかりにくいです。

 あ〜このスキルってこんなに使いにくいスキルなのか、これやろうとすると前提条件がいくつもあるんだな…とか。

 なので、タンクはヒーラーを、ヒーラーはタンクを一度プレイしてみる事をオススメします。余裕が出てきたら。