雨の音が好き

アマオトです。ゲーム攻略、プレイ日記、ペット、雑貨、家電、ガジェット紹介記事などが中心です

新生FF14で初心者に向いてるクラス(ジョブ)とは #FF14

(2014年8月追記)

 まもなく『ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア』のオープンβが開始になります。で、実は妻も一緒にやるんですが彼女はMMORPG初心者なわけです。ゲームはそこそこやるけど、そこまでハードコアなゲーマーってわけではないです。それを考えると難しい職業は挫折するんじゃないかなーっと思うわけです。しかもPS3で。

 そんなわけで、各ジョブについて独断と偏見で考察し、各クラスどういう役割や立ち回りがあるのかを考えてみます。また、初心者はそのクラスをやる時、この辺りに気をつければ良いかもみたいな記事になっています(というかなってしまいました)。

新生FF14は敷居の低いMMORPGだと思う

 新生FF14をプレイして思うのは、結構敷居の低いMMORPGだなーって事です。おそらく狙ってるんでしょうけど、だからといってコアMMORPGユーザーもある程度満足できる仕上がりになってて、絶妙なバランスだと思います。雑な言い方をすると和製WoWです。FF11がEQをベースに作ったのなら、FF14はWoWやそれ以降のMMORPGの要素を取り入れた取っ付き易くて、廃人でなくても楽しめるMMORPGです。

 ただ、EverQuestやWoWほどスキルが多彩ではないので簡単とも言えるし、スキルや取れる行動が少ない分プレイヤーの腕でなんとかやりくりが出来る要素も若干希薄なので難しいとも言えます。

クラスとジョブ

 新生FF14は、クラスとジョブという概念があります。一般的なMMORPGはキャラメイク時に選択した職業を変更するという事ができません。ですが、新生FF14ではレベル15以上になれば別の職業に転職する事ができます。更に、クラスには上位の職業があり、これをジョブといいます。

  • 最初に選ぶのはクラス
  • 職業(クラス/ジョブ)は、レベル15以降わりと簡単に転向できる
  • 転向してもすぐまた元の職業に切り替えできる
  • 上位派生職業(ジョブ)がある

 クラスとジョブの関係はこんな感じです。

 最初に決めるのは「クラス」。レベルがあがって、クラスクエストをクリアすると上位ジョブにアップグレードできるという仕組みです。剣術士はナイトになれ、幻術士は白魔道士になれます。

各クラスの立ち回りを考える(ややヒーラー視点)

 私は幻術士で始めようと思っています。EverQuest、WoWをはじめ、ほとんどのMMORPGでヒーラーでした。MMORPGの立ち回りというのは基本的には自分のクラスだけ知っていても上手く立ち回る事はできません。なので、主要なクラスはひと通り自分でプレイするのが手っ取り早いです。特にヒーラーなら、余裕が出てきたらタンク職を一度やってみる事を強くオススメします

 独断と偏見で各職業のやりやすさを見ていきます。これはあくまで初心者向けとしてはどの職業がいいかの目安です。なので、この職業は単純だとか、簡単だとかいうものではありません。また各ジョブの役割についても、あくまで一般的なものなのでこの通りにやらないと駄目だというわけではありません

タンク:「剣術士/ナイト」と「斧術士/戦士」

 タンク(Tank)とは盾役とも言われ、最前線で敵の攻撃を一手に引き受ける役割があります。そのためHPも多めで、防御力が高く、敵を引き付けるヘイト(Hate/敵視)を稼ぐスキルを持っています。敵は一番ヘイト値の高いプレイヤーを攻撃します。

  1. うまく敵を引きつけておかないとパーティーが全滅する
  2. ダンジョン内の先導役をする事が多くマップをある程度覚えておく必要がある
  3. ターゲット(敵)の優先順位を決める
  4. ターゲットの優先順位を決める為に、敵の事を知っておく必要がある
  5. アタッカーのアシストマクロが使えるように、次のターゲットを素早く選択する
  6. 敵にうまく攻撃を仕掛けないと、沢山の敵が来てしまう

ヘイト稼ぎ

 序盤でのヘイトの稼ぎは主に、剣術士なら「フラッシュ」、斧術士なら「オーバーパワー」というスキルになります。これらに共通するのは自分の周りの複数の敵のヘイトを上げるというスキルです(オーバーパワーは前方範囲)。範囲ヘイト稼ぎが中心になります。

ターゲット決め係(MA役)

 ターゲットの優先順位とは、敵の回復キャラから倒していくとか、遠隔攻撃のキャラから倒していくとか、どの順番で寝かしたか、ボスから先なのか雑魚から先なのかといった、敵キャラの特徴や状況を判断して目標を決めていくことになります。

 アタッカーは基本的にタンクとターゲットを合わせる事で、集中して短期間に敵を各個撃破していきます。なので、タンクのターゲットがあっちこっち移動したり、ターゲットを合わせるのが遅かったりすると、アシストマクロがエラーがになったり、ターゲットがバラけてしまいます

 こういった敵のターゲットを決める司令塔になる人の事をMA役と言います。

敵へのファースト・アタックと道先案内人

 新生FF14は、あまりPull(プル/釣り)らしいPullをしません。基本的に、常時突撃(チャージ)に近い状態です。ですが、不要な敵がリンクするのを避けるため、無謀な突撃や巡回移動する敵キャラ(Romaer)が居ない時に上手く敵に攻撃を仕掛けたり、巡回する敵キャラだけに攻撃をしかけたりする場合があります。

 またタンクの戦闘位置がパーティーの戦闘位置になるので、巡回する敵キャラに見つからないように距離を取るなど、ある程度ダンジョンの敵の配置を把握しておく必要があります。

 それらを考慮すると、ちとやることや考える事が多く難しく感じるかもしれません。特に方向音痴の場合結構厳しいかもしれません。私も幻術士である程度マップを覚えてから出ないと剣術士は出来ません。というか。あまりやりたくありません。それ故に初見で進むタンクの人は凄いと思いますし、臆すること無くやってほしいと思います。

2014年8月現在

 タンクは人手が少なく人気職です。ダンジョンで効率的に進めようと思うとタンクの腕の見せ所です。また、蛮神戦やレイド・コンテンツでは、もう一人のタンク職の人と一定のサイクルでボスに殴られる役を交代するスイッチという戦略的立ち回りを行うなど、ボス攻略の要となります。

 また、うまく敵の攻撃パターンに合わせて防御スキルを使うなど単にヘイト稼いで殴っているだけの職業ではありません。責任は重いですがやりがいのあるジョブです。

近接アタッカー:「格闘士/モンク」と「槍術士/竜騎士」

 近接アタッカーとは、直接敵に張り付いて攻撃するアタッカーを指します。直接攻撃するクラスをMelee(メレー)等と言いますが、単にMeleeという場合、剣術士や斧術士もMeleeに含まれます。基本的にはスキルによるコンボを繋げる事で与ダメージを増やす事ができます。

  1. 敵の背面や側面に移動しながら戦う
  2. 基本的にタンクと同じ敵を攻撃する(アシストマクロを使うと簡単)
  3. その場合、タンクよりも敵視(ヘイト)を稼いで自分が殴られないようにする
  4. ただし場合によっては、敵に殴られてでも雑魚処理を優先する
  5. 敵周辺に発動する範囲攻撃を避けて余計なダメージを回避する
  6. ボス等ではリミットブレイクで大ダメージを与えて戦闘を短くする

位置取りを考えて攻撃する

 近接アタッカーは、敵の後ろや横から攻撃すると決まるスキルというのがあるので、後ろに行ったり側面にいったりと移動を繰り返したりします。背後からの攻撃だと受け流し等が発生しないのでより多くダメージを与えられるといった事がMMORPGでは一般的ですが、新生FF14でどうなっているかは不明です。

状況に合わせて他のアタッカー職とターゲットを合わせて雑魚掃除

 ボス戦や中ボスなどでは、タンクがボスを引き付けてる間に、雑魚を処理する係としても活躍します。逆に、そこで雑魚を処理しないと戦況は悪化していきます。雑魚を処理するまではボスが無敵なんてのもあります。なので単純にアシストして攻撃してればそれでOKというわけではありません。

 この時、どの敵を集中して攻撃するかの司令塔となる人の事をMA(Main Assist)役といったりします。おそらくフルパーティーで、難易度の難しいコンテンツをやるときには、このMA役としてアタッカーが選出される時も出てくる思います。序盤はそこまでシビアにやらなくても大丈夫だと思いますが、アタッカー二人で集中して攻撃するとそれだけ雑魚処理が捗るので、固定パーティなどで連携が取れるならアタッカーをMAにしてやった方がボスの雑魚処理が楽になると思います。

範囲攻撃に晒される頻度が高い

 新生FF14では敵周辺に発動する範囲攻撃が結構あります。前方範囲の場合もあります。近接アタッカーはこれらの範囲攻撃を避けなければいけない頻度が高いです。なるべく避けて被ダメを減らすとヒーラー的には楽になります。地面に範囲が表示されるのでそれを避けましょう。敵が範囲攻撃スキルを発動したのを察知して逃げるというのが、もしかしたら初心者には最初の難関になるかもしれません。食らうと即死のものもあります。

2014年8月現在

 近接ジョブは自分の操作が洗練されればされるほど、敵に与えるダメージが多くなります。特にモンクは、スキル回しが多彩でプレイヤースキル差がはっきりと出ます。モンクも竜騎士も、範囲攻撃をうまく避け、一瞬で敵に詰め寄って攻撃するなどそのスタイリッシュさは楽しいものです。

 腕に自身がある、または自分の腕を見せつけたいという人はモンク。ある程度だれがやっても安定して高ダメージを与える事ができ、ジャンプを使った瞬間移動で範囲攻撃を避けたり近寄ったりというスタイリッシュさを求めるなら竜騎士がオススメです。竜騎士は魔法防御が低いので、範囲攻撃を食らうと痛いです。

遠距離アタッカー:「弓術士」

 弓で遠くから攻撃するクラスです。Meleeに対してRangedなどと呼ばれる事もあります。

  1. 敵周辺に発動する範囲攻撃の範囲外から攻撃する(都度さけなくて良い)
  2. 基本的にタンクと同じ敵を攻撃する(アシストマクロを使うと簡単)
  3. その場合、タンクよりも敵視(ヘイト)を稼いで自分が殴られないようにする

初心者向けのクラスかも

 たぶん、これが一番とっつきやすいのではないかなーって思います。まず遠くから攻撃するので敵の近接範囲攻撃を避けれます。ヘイトにだけ注意しながら、アシストマクロを使って、スキルを攻撃していれば最低限仕事はできます。もちろん与ダメージを増やす為にコンボを繋げたりといった色々テクニックがあったりはするのですが、比較的やりやすいクラスだと思います。

状況に合わせて他のアタッカー職とターゲットを合わせて雑魚掃除

 他のアタッカー同様、ボス戦や中ボスなどでは、タンクがボスを引き付けてる間に、雑魚を処理する係としても活躍します。逆に、そこで雑魚を処理しないと戦況は悪化していきます。雑魚を処理するまではボスが無敵なんてのもあります。なので単純にアシストして攻撃してればそれでOKというわけではありません。

2014年8月現在

 移動しながら攻撃できて、ボス周辺範囲攻撃も避ける必要がないなど、どのボスに対しても安定したダメージを出せる万能ジョブです。ヒーラーが死んで蘇生を受けた時に、MP回復ソングで立て直しを補助したり、他のジョブのTPを回復するなどしてパーティーの総ダメージを底上げするなどのサポートする事ができます。

 またレイド・コンテンツでは、全ジョブ中最も安定して即時発動が可能な『沈黙』スキルが大活躍。他にも移動しながら且つ遠くに居ても敵を攻撃できる事から、自ら敵の範囲攻撃の的になるなど、レイド・コンテンツには必ず一人は欲しいジョブです。

遠距離アタッカー:「呪術師/黒魔道士」

 魔法で遠隔から攻撃するクラスです。

  1. 敵周辺に発動する範囲攻撃の範囲外から攻撃する(都度さけなくて良い)
  2. 基本的にタンクと同じ敵を攻撃する(アシストマクロを使うと簡単)
  3. その場合、タンクよりも敵視(ヘイト)を稼いで自分が殴られないようにする
  4. 場合によっては敵が密集する所に近づいて自分を中心とした範囲攻撃のブリザラで一掃する
  5. ファイア系とブリザド系とトランスをうまく使ってMPを効率的に運用する
  6. タンクが攻撃していない敵をターゲットして眠らせていく

仕様を理解すれば魔法を撃ちまくれる

 新生FF14の呪術師は個人的にとてもおもしろいです。一般的なMMORPGの魔法使い職はMP使い果たすと休憩というパターンが多いです。新生FFでは、ファイヤ系とブリザド系を上手く使い分けることで、威力は小さくなるけどMPを超早く回復させるモードと、ダメージはでかいけど消費MPはすごくでかいモードを切り替える事ができます。これにより、上手く立ち回ればMPが底をつくこと無く魔法を打ちまくる事が可能。これらの特殊な概念が初心者には最初難しいかもしれません。

クラウド・コントロール役

 タンクが攻撃していない敵をターゲットして眠らせていくという役割もあります。これは、クラウド・コントロール(CC)と言われたりします。密集する敵から、タンクがターゲットしていない敵を選んで眠らす魔法を唱えるわけですから、ターゲット選択がおぼつかない序盤では難しく感じるかもしれません。

 また、過度に寝かす事にこだわると敵の殲滅が遅くなり逆に戦局が悪化する場合もあります。その辺のさじ加減の判断も重要です。FF14は昔のMMORPGとは違って、複数のプレイヤーvs複数の敵で戦闘するのが基本で、タンク役にも範囲でヘイトを稼ぐスキルがあります。また召喚士のスキルセットからみて、召喚士が登場する辺りからは寝かさずに範囲攻撃の方がはやいという状況が予想されます。

 そういった状況によって戦い方を考える必要があります。

2014年8月現在

 移動することで魔法の詠唱が途切れる事が多いので、やや不利なコンテンツが多いですが、プレイヤースキルが大きく関係指定来るジョブです。ただ単純に高ダメージの魔法で攻撃すればいいという、一般的なゲームの魔法使いとは違い、かなりテクニカル且つテンポよく魔法を使い分けていくプレイスタイルは、かなり面白いです。

 ただ、現状エンドコンテンツでは不遇ジョブという風評もあってややパーティーの枠は少なめで、特定のエンドコンテンツに限って一時的に召喚士に転職する人も少なくありません。

ヒーラー:「幻術士/白魔道士」

 回復役です。

  1. 後方でタンクを中心に味方をターゲットして回復していく
  2. 場合によっては、味方が密集する所に近づいて自分を中心とした範囲回復メディカを使う
  3. 自分が殴られた時は逃げ回らずにアクアオーラで飛ばすか、タンクに近寄る
  4. MPがなくならないよう考えつつ優先順位を考えてヒールをする
  5. 戦況によってはアタッカーにはヒールしない等、戦局を考えて回復する(トリアージ)
  6. 自分のMPが尽きるか、自分が死んだ時点で、パーティー全滅の確率が飛躍的アップ
  7. 味方の弱体アイコンを見て、状況に応じてエスナで消していく
  8. 場合によってはタンクが攻撃していない敵をターゲットして眠らせていく
  9. ヒールしすぎてタンクよりも敵視(ヘイト)を稼いで自分が殴られないようにする

ケアル、ケアル、ケアル

 基本的には、HPが減ってる味方を選択してケアルを唱えるお仕事なので、比較的簡単といえば簡単です。パーティーリストから味方を選択できるので、敵を選択するよりは楽です。余裕があればエアロやストーンで攻撃魔法で攻撃に参加もできますがやらなくても問題ありません。なので比較的やりやすいといえばやりやすいです。

 ですが、人の命を預かり、いうなればパーティーが全滅するかどうかは白魔道士の力量にもかかってきます。全滅の事をWipeなんていいますが、Wipeの原因が自分になくても、なんとなく責任を感じてしまいます。

トリアージの判断

 トリアージはMMORPGの用語というわけではなく災害救助などで使われる用語で、簡単にいうと救助する人毎に怪我の具合などから優先順位を決めて治療を行っていく事です。

 序盤は比較的簡単なので、あまり考えずにプレイしても大丈夫ですが、レベル25くらいからちゃんと誰をヒールするか、誰をヒールしないのかを戦況と残MPを見ながら考えてヒールしていく必要があり、上手く立ち回れないとWipeを繰り返す事になってしまい精神的に禿げ上がります。エスナなどを真面目にしようとするとクソ忙しいです。

クラウド・コントロール役

 また、「リポーズ」を覚える頃になると、敵を寝かすクラウド・コントロール役も担う場合もあり、忙しいです。

 ただ、序盤は適当にやっても結構なんとかなったりするので比較的やりやすい初心者向けのクラスだと思います。『パーティーリストからHPを減ってる味方を選択してケアル』これさえできれば最低限仕事はでき、パーティーに大きく貢献できます。

2014年8月現在

 どのコンテンツにも求められる職で、エンドコンテンツでは白魔道士と学者のコンビが一般的です。ある程度、プレイヤースキルは求められるものの、回復を優先して最低限のことだけをするというプレイでも問題ありません。逆に物足りなければ、回復もしつつ攻撃もしつつ、ボスのギミックもこなす事もできるという幅があるのが面白い所です。

 装備に対する要求度が低く、最低限のHPを確保さえしていればある程度適当な装備でも仕事ができるのも特徴。ただ、プレイ人口が多くて余り気味なので、必須ジョブとはいえ白魔道士募集というパーティーを見ても直ぐに埋まってしまう事も少なくありません。

ヒーラー:「巴術士/学者」

 回復役です。

  1. 後方でタンクを中心に味方をターゲットして回復していく
  2. 回復と一定のダメージを無効化するバリアが特徴
  3. エーテルフローをうまく使ってMPを回復する
  4. フェアリーを操作して回復する
  5. 自分のMPが尽きるか、自分が死んだ時点で、パーティー全滅の確率が飛躍的アップ
  6. 味方の弱体アイコンを見て、状況に応じて生命浄化法で消していく
  7. 瞬間発動のヒール「生命活性法(HP25%回復)」が便利
  8. 回復はフェアリーと生命活性法があるので、アディショナルのクルセードスタンスを入れて多くの攻撃が可能

事前に対処が基本のジョブ

 「HP回復+HP回復した分のダメージを防ぐバリア」を貼る事ができる鼓舞や士気が特徴。また、敵の強烈な全体範囲攻撃の前に野戦治療の陣というドーム状のバリアをフィールドに設置してダメージを軽減するなどの事前に予め対処しておくというのが基本。

 生命活性法という緊急回復手段はあるものの、白魔道士に比べると大きなヒールを連発するという事ができません。

ペットの種類と操作がやや慣れが必要

 回復重視のエオスと、補助主体のセレネの二種類があるのでその違いと使い方を覚えていくのに少し時間がかかります。最初はエオスだけを覚えると良いと思います。また、慣れてくるとセミオーダーである程度ペットを操作して回復するなどを覚えていく必要があります。

慣れるとすごく楽なジョブ

 後半のダンジョンでは、回復はフェアリーがしてくるし、クルセードスタンスを入れたまま生命活性法で回復できるので、場合によっては殆どDoTを入れたりルインラをしたりと攻撃ばっかりという事も。ボーっとしてても、ある程度タンクの面倒はフェアリーが見てくれている安心感は楽ちん。

2014年8月現在

 エンドコンテンツは、白魔道士と学者のペアを組むことが殆ど必ずひと枠あるジョブ。学者はやや少なめで、なかなか操作も複雑なので、白魔道士に比べて人が少なめなので人気ジョブ。最近は白魔道士から転職している人も多い。

アタッカー:「巴術士/召喚士」

 ペットと継続ダメージの魔法で、後方から敵を攻撃するアタッカーです。オープンβから追加されたクラスで、これからまだまだ調整が入ると思います。触りだけしかみていないので、なんとなく雑感ですが難しいです。他のクラスでレベル15まで上げてからやらないと挫折する人もいるんじゃないかと思います。

  1. 敵周辺に発動する範囲攻撃の範囲外から攻撃する(都度さけなくて良い)
  2. 基本的にタンクと同じ敵を攻撃する(アシストマクロを使うと簡単)
  3. その場合、タンクよりも敵視(ヘイト)を稼いで自分が殴られないようにする
  4. DoTを重ねがけする
  5. スキルでMPを回復する
  6. タンクの邪魔にならないようにペットを上手く使う
  7. 場合よってはサブタンクとして、敵の押さえに黄カーバンクルを使う

ペットの扱いが難しい

 序盤の比較的早い段階からペットを使うことができます。ソロでは基本的に殴られたら一緒に攻撃を開始したり、ふっ飛ばしてくれるので意識する必要がないですが、パーティーだと黄色カーバンクルにするか、青カーバンクルにするか、どういう行動を取らせるかといった操作が難しいですし、まだこれといって明確な基本パターンというものがありません。特にPS3だと他のクラスよりも早くXHBセットの切り替え操作が出てくるので、操作が忙しく難しいように感じます。また、使いやすくしようとすると、そのあたりのカスタマイズやマクロ作りも必要です。

DoTと弱体を入れまくる

 DoTとはDamage over Timeの略で、継続したダメージを与えるいわゆる毒のような効果です。DoTに対する言葉としてはDD(Direct Damage)やNukeなどと言われます。「ファイアどーん!55のダメージ」みたいに、瞬発的なダメージを与えるのがDDで、DoTは「5のダメージ…、5のダメージ…、5のダメージ」と数秒にかけてじわじわダメージを与えていきます。地味です。地味ですが強いです。一般的なMMORPGの場合、DDが瞬発的な敵視(ヘイト)を稼ぐのに対し、DoTはじわじわという感じなので跳ねにくいですがFF14でどうなってるかは不明です。

 一つ一つのDoTのダメージは低いですが、追加弱体効果や。重ねがけする事でDPSは結構でます。ただし、当たり前ですが敵が死にかけの時にDoTを入れてもダメージがフルではいらないので、序盤にDoTを入れてそれを切らさないというタイマー管理が必要であったり、複数の敵にDoTを入れる(これをDoTを撒く等と言ったりします)に慣れて行く必要があるので、やや難易度は高いです。

サブヒーラー

 一応、回復スキルがあるので回復ができます。余裕ができたら回復の補助やペットの回復をやってみてもいいと思いますが忙しいです。

パーティーではカーバンクル・エメラルド(青)がオススメというか、そういう流れになってほしい

 今回、剣術士をレベル20まであげてみて、たまたま巴術士2のパーティーでやってみましたが、ふたりとも青カーバンクルの時の殲滅速度は相当なもんでした。対して、カーバンクル・トパーズ(黄/通称ピカチュウ)は、ぶっちゃけタンク2状態になってしまう事があって、しかもペットに回復とかしだすとかなりロスが大きいように感じました。ヒーラー目線で見ると、楽な時もあるのですが、毎回だとちとつまらないかなという気がします。

 巴術士はあくまでアタッカーでの参加なので、ペットヒールやペットタンクで活躍するより、攻撃的に立ちまわってパーティーのDPSを底上げするほうが貢献度は高そうです。ペットタンクは、タンク役にタンクの仕事をさせず、ヒーラーにヒーラーの役割をさせない状況を多く作ってしまうので微妙な感じがします。その辺りの耐振る舞いによって批判的に見られることや、そもそも操作が難しいという意味で、初心者にはあまりオススメしません。

2014年8月現在

 ペットはペットで勝手に攻撃してくれるし、黒魔道士と違いDoTが入れさえすれば切れるまでは自分が何してようが安定したダメージを与える事ができるので、エンドコンテンツのギミック処理係としては重宝され、最低一人は欲しいジョブという地位を確立している人気職です。

 また、攻略にリミットブレイク技のメテオが必要な場面が多いので活躍の場がおおいです。

まとめ

 ということで、かなり独断と偏見が入り乱れてるので「いやそうじゃない!」という意見も色々あると思いますが、個人的には弓術士が比較的操作が心配な人にはオススメなのかなーって思います。基本的な操作自体に慣れて、既にMMORPGに慣れ親しんでいる人にとっては説明されるまでもない当たり前の事(TANKやヘイト管理といった事)が、ある程度わかってきた時点で別のクラスにチェンジするってのもありだと思います。

 そうこう言ってるうちに(コレを書きながら色々説明してるうちに)、カーバンクルが可愛いし、FFといえば召喚獣でしょうとかいう理由で巴術士になりそうです。いやペットクラスは難しいと思うんだけど…。

 あとスターティングガイドは、オープンβ開始前に発売してくれるとよかったなーっと。本見ながらあれこれ話したかったです。