長年愛用してたビール・ジョッキが割れてしまった。このジョッキとの出会いは、たまたま当時びっくりドンキーの近くに住んでいた時に景品だかなにかで貰ったという偶然の出会いだ。まだその頃は若く、ビールがそれほど好きではなかったし、そもそも缶ビールをジョッキに注いで飲むという習慣もなかった。それが、先週まで我が家の冷凍庫には必ずこいつが入っているという状況だった。
それが割れた。不思議なもので、試しに缶から直接飲んでも、別のコップに移して飲んでも、やはりびっくりドンキーのジョッキほどには旨くは感じない。知らず知らずのうちにこれほど愛着を抱いていたとは……。大切なものは失ってから気づくのだ。
これまで何回かぶつけたり倒したりしたものの、なんとか割れずに私のビールライフを支えてくれたびっくりドンキーのジョッキ。本体はものすごく頑丈だったが、今回ばかりは打ちどころが悪く取っ手の部分が割れてしまった。合掌。
とはいえ、ジョッキ・ロス症候群を引きずるわけにもいかず、失ったものは取り戻さなければならない。気持ちを切り替え、「ビールジョッキ買っていい?」と妻に確認した所、「割れちゃったし買えば?どうせ買うなら私も欲しい」という事で、ジョッキを2つ買うことになった。
折角ならよいものを
長い付き合いになるだろうし、『人はなぜビールを飲むのか……』と問うものなら、そこに一切の妥協は許されないという事は明白だ。暑い夏の夜の一口、仕事が終わった開放感とともに一杯。そこにはただ単に美味いというものを超越した精神的癒やしのようなものが存在する。金で買える幸せもあるのだ。今こそ究極のカタルシスを求め、至高のビールジョッキを探そうではないか!
ちなみに、ピルスナーとかジョッキとか色々あるんだけど、まあその辺りは日本の事情に合わせてあまり拘らずに行きたい。ドイツでは飲むビールに合わせてグラスが違い、グラスに目盛りがついていて入れる量まで決まっているというこだわりがあるらしい。と、何故かビールに詳しくて、店に出すビールの種類も豊富な寿司屋の店主から聴いた。
THERMOS 真空断熱タンブラー
ど定番のサーモス・タンブラー。ちょっとしたあこがれだ。一家に一つは欲しい。
結露が発生しにくく、断熱性に優れ、中に入れた氷が10時間も溶けないというから驚き。しかし、どうも炭酸ものは金属臭がするとの事。口当たりも金属的な感じになりビールを飲むのには微妙って感じか。コーヒーやお茶には最適っぽい。ぐぬぬ……
売り上げランキング: 4
うすはり ビールグラスピルスナー
ビールを飲むには最高のジョッキと評判のうすはりビールグラス。Amazonのレビューがステマか!と言わんばかりの高評価で「ビール好きには最高のグラス」と言われたら、試したくなる……。だがしかし、割れそうだし扱いが大変そうだ。RIEDEL(リーデル)のワイングラスを割ってしまったという前科がある私にとっては少し重荷だ。
ステンレス樽型ビアジョッキ
ステンレス製の樽型ジョッキ。この形は惹かれる。やはりステンレス製は割れる心配が無いというのもいい。これは飲みくちが分厚いので口に付けた時も飲みやすそう。amazonの評価も上々。
売り上げランキング: 12,210
アサヒビールのジョッキ
盲点だった。そう飲み屋で見かけるあのアサヒのジョッキが、アサヒビールのHPで購入する事ができるのだ。ビール会社が作ったジョッキ。しかもあの馴染みのあるジョッキ。既に幾度も経験しているだけにこの安心感半端ない。だがしかし、私はサッポロビール派なのだ……!
それはおいといて、毎回サッポロビールを飲んでいるわけではない。なるべく先入観なく、できるだけニュートラルな状態でビールを楽しみたいのでビール会社のロゴが入っているのはやめておく。サッポロビールを一杯口にして、ぷはーとか言いながら目の間のアサヒビールのロゴを見るのはいささか具合が悪い。
シュピゲラウのテイスティング・キット
ビールといえばやはりドイツ/ベルギー方面が有名だ。『南ドイツの美しい森奥深くにたたずむバイエルン地方シュピゲラウ。この小さな町で1521年に誕生した『シュピゲラウ』は、約500年もの歴史の中で培われた技術と最新テクノロジーを融合し、高品質なガラス製品を作り出しています。』という超老舗ガラス製品会社が作るビールグラス。ビールの種類によって様々なものが用意されている。
日本ではどうやらリーデルが通販しているらしい。
どうやら定期的にセミナーもやってるようで、参加費は約7000円と高額だが、参加者にはセミナーで使ったテイスティング・キットが貰える。つまりセミナー自体は実質無料で、もしこのタイミングで開催があるなら是非行ってみたい所だった。
<リーデル・オー >オー・ビアー
RIEDEL(リーデル)といえばワイングラスの老舗メーカーだ。『リーデルはこれまで、ワインの美味しさをより忠実に再現するためのグラスをブドウ品種別に多数開発してきました。この度、リーデル家10代目当主ゲオルグ・リーデルがその知識と経験を活かし、日本人向けにビールの美味しさを引き出すグラスの開発に取り組みました。』というのだから、興味津々。
それがこの「リーデル・オー」ブランドのビアグラス。
価格も2個セットでこの値段ならお得だ。だが心配は、私は既にリーデルのワイングラスを2本も割っているという事実。幸い、独身時代に買ったものだったからよいものの、これを割ってしまう事を想像すると若干躊躇してしまうものがある。ちょっと調子に乗って高めのグラスを買って割るというのは人生で一度は経験しておきたいものだが、2度はいらない。
売り上げランキング: 6,642
秋田杉ビールジョッキ・素木
『ビールがキンキンのまま、泡も消えない!秋田杉ビールジョッキ』ということで、杉で出来た木のジョッキ。『秋田杉のビールジョッキは、杉の導管が熱を逃がさないので、結露せず、長い間、キンキンのビールを冷たいままで楽しめます!また、ビールの命といわれるクリーミーな泡が消えないので、ホップや麦のうま味を逃がさず、味も香りもフレッシュな美味しさが楽しめます。』ということで、かなり惹かれるのではあるけど、お値段が高い……。
2つ買うとなるとかなりの出費だ。ここにきて妻の言葉が重くのしかかる。ただ、割れにくそうでいいという意味では、一生ものとも言えるかもしれない。
銅のビアカップ
銅マグといえば、お酒好きやコーヒー好きにとってはひとつは欲しいカップだとは思うんですが、ビールも銅行っちゃう?みたいな。やはり冷えにくさ。結露してもそれがいい。ビール以外にも使える所がいいですね。
ショットシュヴァのビアグラス
これまたワイングラスで有名なSCHOTT ZWIESEL(ショット ツヴィーゼル)。居酒屋ではなくて、ちょっとオシャレなお店に入ると出てくるビアグラス。シンプルでとてもいい!レビューによると、結構丈夫なようだ。
泡も含めて350cc缶でちょうど良さそうなサイズだ。
売り上げランキング: 7,602
錫のビールグラス
少し前に、日本酒のおちょこで錫が流行った。ぐにゃっと形が変えられるという目新しさもあってプレゼントに最適だ。これもプレゼント用という意味合いが大きいかもしれない。なんでも名前を入れれるらしい。Amazonって最近こういうのもできるんだ……。ぐにゃっとはできないと思うけど、こういうのもいいかもしれない。
ただ、ちょっと憧れはあるものの、私個人としてはやはりビールは横から透けて見える方がいいのでガラス製がいいかな。
売り上げランキング: 110,641
悩みすぎて決めれない
今のところリーデルのグラスが最有力候補だ。というのも量が良い。この245mlという、350ml缶を注いでももう一度継ぎ足せるぐらいのこの量が我が家的にはありがたい。唯一の懸念はやはり割ってしまうと色々怖いという点だ。というか、割るんですよ絶対。頑丈なDURALEXピカルディーならともかく、使用頻度もそこそこ高いこのリーデルのガラス製グラスが10年以上割れずにいるイメージが私にはできない。
割れるのはいいんだけど、カーペットの上とかリビングで割れると、うちはネコがいるので面倒くさいとかいう、結局ビールとは関係ない所で悩んでいる今日このごろです。
ビアグラスってのは、ビール好きの知人友人のお祝い(結婚祝い)などにも送れるので結構プレゼントの品としてもオススメ。
売り上げランキング: 1,085