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乾燥洗濯機の1回の電気代を調べてドラム式がいいか縦型がいいかを比較してみた

 洗濯機の法定耐用年数(所謂、減価償却期間)は6年。修理用部品のメーカー保持期間はパナソニックの場合は縦型で7年、ドラム式6年。日立だと6年になっている(製造打ち切りからの年数)。平均的には8年くらい持つと言われています。

 つまり15万円のドラム式洗濯機を買った場合、8年使ったとして年割で18,750円となります。こうしてみると結構高い出費に感じます。8万円程度の洗濯機にして8年使った時の年割は10,000円で、年での差額は8750円。つまり、15万円の洗濯機を買っても、省エネや節水で年間9,000円安くなるなら、多少高くても15万円の洗濯機を買う価値があると言えます。

 そして、消費電力や使用水量を考えた場合、洗濯機能をメインで使用した場合だとその差を埋める事ができません。つまり乾燥機能を良く使う人は多少高くてもドラム式が良いという結論に至りました。

 水道料金は、東京都水道局のサイトで例に挙げられる事が多い、1リットル=0.24円を基準に。東京都水道局平成15年度生活用水実態調査をもとに算出したものを利用。

1リットルあたりの単価を0.24円とした場合の3人家族で1か月あたりの節約金額です(下水道料金及び消費税を含む)。
水の上手な使い方|東京都水道局

 電気代は、少し前は1kWh=22円で計算する事が多かったですが、最近は高くなってきましたので1kWh=26円で計算します。(一般家庭の平均使用量である120kWhをこえ300kWhまでの従量電灯を参考:東京電力

洗濯機の消費電力の見方。電気代の目安は消費電力量に注目

 いやこれが、カタログを見てもイマイチわからなかったので聞いてみました。誰にって、そりゃ日立とパナソニックに直接ですw

 洗濯機の電気代を計算する時に見るカタログスペックは『消費電力量』です。消費電力は無視してOKです。例えば、同じ消費電力1000Wの製品でも、消費電力量1500Whと、800Whなら後者の方が電気代が安くなります。

洗濯機のカタログ記載の「消費電力量」=1回で使用する電気の量

 また、カタログ記載の消費電力量は1回で使用する電気料になります。例えば消費電力量800Whと記載されていて、洗濯乾燥時間が150分だったとしても、その150分で800Wh消費するという記載になるそうです。(日立/パナソニック)

 つまり、この数字を元に電気代を比較する目安にする事ができます。

1回の電気代と水道代を計算

 ざっくり計算。電気代26円というのは1kWhなので、洗濯機の単位に合わすと1000Whになるので要注意。


1ヶ月単位



乾燥を使うならドラム式が長い目でややお得

 上記を見れば一目瞭然ですが、乾燥機能を使うならランニングコストは圧倒的にドラム式。

 日立の縦型とドラム式のランニングコストを比較すると、1ヶ月(30回)で1,045円、1年で12,542円の差。本体価格は、縦型74,377円で、ドラム式136,120円で差額は61,743円なので、約5年後で本体購入差額をランニングコストでカバーされる事になります。

 乾燥目当てなら、乾きも悪く、乾燥容量にも劣る縦型を洗濯するメリットはほぼないと言えます。でもこの5年ってのが製品寿命から見ても微妙なところでもあります。

乾燥あまり使わないなら縦型で安い方がいい

 逆に、乾燥使わないって人ならこれはもう縦型の安いのを買えばいいし、ドラム式を買うメリットがほとんどなさげ。もうドラム式カッコイイとか見た目がいいとか、憧れだとかそんなレベルかなっと。

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