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雨の音が好き

アマオトです。ゲーム攻略、プレイ日記、ペット、雑貨、家電、ガジェット紹介記事などが中心です

日本サッカーは一人のおばあちゃんの梨で変わっていた

雑記

 ……かもしれません。

 先日NHKで放送された「民族共存へのキックオフ 〜"オシムの国"のW杯〜」が面白かった。オシム監督といえば、ジェフ市原の監督を経て日本代表監督となり、南アフリカ ワールドカップ予選前に病気の為、岡田監督にバトンタッチした監督だ。その後、日本は決勝トーナメントに出場。PK戦の末、惜しくも敗退しベスト8入りならずという結果に終わった。


ブラジルW杯に、特別な使命を背負って出場する国がある。元日本代表監督イビチャ・オシム氏が後押しし、今回初出場を果たす旧ユーゴスラビアの小国・ボスニア・ヘルツェゴビナ。90年代、民族紛争から死者20万人という内戦を経験し、国内では今も根深い対立が続く。こうした中、かつて敵同士だった民族がパスをつなぎゴールを目指す代表チームは、共存への可能性を示す唯一の存在と言われる。サッカーは、終わりなき対立の日々に何をもたらすのか。ボスニア人々の熱い一夏を記録する。
NHKスペシャル

 当時はそこまで興味がなかったオシム監督だったが、この番組を見てものすごく興味が湧いた。オシムさん自身は、監督ではなく影の調整役という形で今ブラジル大会初出場のボスニア・ヘルツェゴビナを支えてきた。そのドキュメンタリーだ。

 ボスニア・ヘルツェゴビナは、一つの国ではあるものの主に3つの民族的な対立が根深く、何にしても3つに分かれているという状況らしい。サッカー協会も3民族それぞれの会長が存在するという、国際的には珍しい状態になっており、これを問題視したFIFAで資格停止処分を下した。

 つまりこの3民族による分割された状態では、ワールドカップに出場はできなくなってしまった。この状況を打開しようと奮闘するのがオシム元日本代表監督だ。

ボスニア大統領職と同じく、サッカー連盟の会長職も3民族による3人体制であることに難癖をつけ、資格停止処分を科したのが2011年4月のこと。直後に発足した正常化委員会の座長(事実上の会長代行)に就任し、祖国を救おうと立ち上がった人物がイビチャ・オシムだった。

 彼はFIFAとUEFAが要求する「会長一人制」導入に尽力し、処分解除を導くだけでなく、サッカー連盟内にまん延する膿を取り除こうと一年半にわたって身を粉にして働いた。
オシムの目に涙! 悲願達成したボスニア“4度目の正直”で手にしたW杯への切符

一個の梨で変わったかもしれない日本サッカー

 この番組をみて俄然オシム監督に興味を持った私。色々見ていいくうちに日本サッカーに対する知識も増えてきました。そんな中、Wikipediaにこんな一文が。

1964年、ユーゴスラビア代表の一員として東京オリンピック出場のため初来日。生まれて初めて見るカラーテレビや近代的な大都会・東京に感激した。ある日合宿地近くの都市をサイクリングしていた時、見ず知らずの老婆からいきなり梨を振る舞われた。当時の日本では外国人はまだ珍しかったが、190センチもの大男を怖がりもせずもてなす日本人のホスピタリティに触れ、親日家になった[12]。帰国後友人のヨシップ・カタリンスキーに、「日本人は親切で誠実だ。とても歓迎されて、すぐに好きな街になった」と興奮気味に語っている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%93%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%82%B7%E3%83%A0

 おばあちゃんもまさかこの梨をあげた人が、のちのサッカー日本代表監督になろうとは思わなかっただろう……。恐らくサッカーとは何のゆかりもないおばあちゃんなんだろうけど、こういうさりげないおもてなし精神が日本サッカーに影響していた(かも)というのはちょっとおもしろい。もし梨じゃなくてかりんとうで、オシムさんがウンコだと勘違いしてたら、オシムジャパンは無かったかもしれない!w

当時から日本のサッカーに対しるマスコミ報道を批判するオシムさん

 オシムさんは、昔マスコミが戦争を始めるというのを母国で目のあたりにしたらしく、マスコミに対する目はかなり厳しい事で有名だそうで。批判すべきは批判し、一人のスター選手だけに目を向けず良い選手に目を向けなければ日本のサッカーの為にはならないと言っています。

 今回のブラジル大会の報道を見る限り、残念ながらあまり浸透はしていないようですが。新しい代表監督としてアギレさんがほぼ確定で、既にアギレ・ジャパンなんて言ってるマスコミもあります。

日本のサッカーを取り巻く環境

 今回、代表選手が負けたのに空港で暖かく迎えられるという姿勢に賛否両論あります。海外では負けた選手の帰国というのは寂しいもので、それとの比較で日本は異常だという意見も結構多いです。

 私個人は日本人らしいといえばそうなのかなあという印象を受けました。良くも悪くも頑張ったんだから讃えようというのもわかりますし、甘やかすなという意見もあると思います。日本のサッカーは強くなって欲しいけど、だからといって日本人らしさを捨て、別に海外真似てシビアな空気創りだして強くなってそれがどうなんだろうという気もします。

 フーリガンみたいなものを生み出してまで、サッカー強くなってほしい、キーキーキーキー強さへの執着を見せるサッカーファンが増えるとひいてしまう。

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