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FF14まとめサイト御用達『ネット実況板』が暫定で転載禁止になりました #FF14

 3月頭から転載禁止になるならないでゴタゴタしていたのですが、どうやら昨日午後17時頃から、名前の変更がされて暫定転載禁止となったようです。

これまで転載禁止になった「VIP」や「なんJ」などと同じく、デフォルトの名前欄に「@転載禁止」の文言が追加された。変更は3月19日の午後から夜にかけて行われており、確認したところ、午後8時30分の時点で、以下の板が転載禁止
2ch 新たに「芸スポ」「iPhone」「既婚女性」など20以上の板が転載禁止に 「艦これ」や「パズドラ」まとめにも影響か

経過など

  1. 2ちゃんねる転載禁止の波にのって、『ネット実況板』でも転載禁止の流れに
  2. まずはデフォルト名無しさんの名称変更の投票を開始
  3. 圧倒的多数で、名称変更賛成が可決
  4. しかし2ちゃんねるの方針がハッキリせず、なかなか名前欄が変更されない
  5. 3月19日無事名前変更がされる

 特に、4から5の過程は、私もウォッチしてなくてよくわからないのですが、どうやら一度は「転載禁止はやり過ぎ」という風に傾いたものの、まとめサイトへの住人達の批判や、実際に2ちゃんねるサイドで調べた結果、まとめサイトの自作自演行為があるように思われたので、再び転載禁止の流れになったようです。

 前回の記事も参考までに。

FF14の話題が多い『ネット実況(ネ実)板』でも、転載禁止の議論に関する投票が開催中だそうで

FF14まとめサイトに影響

 FF14のまとめサイトは、主にネット実況板で拾ってきた話題を中心に記事を作成していましたが、これがができなくなりました。

 私のように、普段2ちゃんねるなどは見ずに、Twitter等で流れてくるまとめ記事を読んでいるような人間には不便といえば不便です。

有用な記事もあったが……

 確かに有用な攻略情報もあったのですが、最近はレスを数個コピペしただけのどうでもいいような記事や、まとめサイトのまとめとかいって「続きを読む」をクリックさせてPVを稼ぐだけのアンテナ系サイトが、Twitterにバンバン流れてきてうっとおしく感じていました。

 悪貨は良貨を駆逐するという感じも否めません。それこそ、他の板が続々と転載禁止になるのをうけて、ビジネス目的のまとめサイトやアンテナサイト管理者が、FF14のまとめに流入してきたんじゃないかという気もします。

一部のまとめサイトの影響で疑心暗鬼に

 また、本家2ちゃんねるのスレッドでも、まとめサイトがPVを稼ぐためにわざと煽るようなスレッドを建てたり、議論をふっかけるような話題を投下するというような事も、噂として以前からありました。

 そして、それが原因で「ああ、どうせまとめサイトの自作自演だろう」という流れになって、まともなレスがつかない状況もあったようです。どこまでが創作話かという穿った見方をしなくてはなりません。私は「ガーリーでニーソな極タイタン」は創作だと思っています。

書き込みにくい状況も生まれた

 他にも、たまたま目にした「FF14恋愛」とかいう、いわゆるネトゲ恋話スレッドでも、転載されるのが嫌であまり書き込みしたくない故の意見も出ていました。そりゃまとめられて、多くの人の目に止まってバレたら嫌な類の話しですしね。

FF14まとめサイトの次なる矛先はTwitter、公式フォーラムや、ロードストーン記事か?

 これまた面倒くさい話ですが、2ちゃんねるのまとめがダメとなると、次の矛先は公式フォーラムです。フォーラムはキャラ名も出ているので、ちゃんと記事化するならまだしも、転載だけで纏めると簡単に検索して元の書き込みをたどる事ができます。

 というか引用する時は、引用元を明記するのがルールなのでたどれます。

 まとめられるのが嫌で書き込みにくい公式フォーラムや、ロードストーン日記になる懸念があります。

 私も、自分が興味のあるDPSメーターについての議論をずっとウォッチしています。話も盛り上がっていて、それをブログで取り上げてより議論が加速するとよいなあなどと考えていたのですが……。どうしようかな。

ちなみに、引用と転載はちと違います

 例えば、この記事の中で2ちゃんねるの書き込みをコピペする事は、引用の範囲内で可能です。これは著作権法 第五款 第三十二条にて認められています。(一応、法律的には)権利者の許可は必要ありません。

第三十二条  公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。
著作権法 第五款 第三十二条

 ただし、ちゃんと引用のルールを守っている事が重要で、例えばコピペだけで記事を構成する行為はこれは引用とは認められません。なにが記事を構成する主体かという事が重要で、慣例的ではありますが記事執筆者自身の文章量と、引用した文章量の比率なども判断の基準になります。転載した記事が大部分を占めるようなコピーの仕方は、引用とは認められないでしょう。

 また、正確には引用にあたらない場合でも先方からの申し出(親告)というのもグレーですが重要です。例えば、特定のニュースをまとめたもの。今ならちょうどGameWatchや4Gamerファミ通.com等に続々掲載されているGDCの記事のリンクをまとめるページを作ったとしても、先方から申し出がなければ基本的にはスルーされる事案です。

 そりゃ、記事の大部分を転載したらまずいでしょうけど、こういう記事がありますよという紹介程度で、元記事への誘導を促す目的であればスルーされると思います。この辺りは程度の問題で、当事者間の問題でもあります。