雨の音が好き

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初めて猫を飼うならキャットケージはあった方がよいと感じたその理由

 キャットケージは、猫を買う人によっても賛否分かれる所です。狭いところに閉じ込めてかわいそうという理屈も理解出来ます。ですが、私個人過ごしてみて、人間の為にも、猫さんの為にもあったほうが良いと感じます。特に一人暮らしや、初めて猫を飼う人にとってはあった方がよいと思います。

キティケージ690 DC-260
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 私が今使っているのは、この『キティケージ690』です。上下2段になっていて、猫の成長に応じて最初は1段、大きくなってきたら2段に拡張する事ができる商品です。

 ケージをオススメするには以下の様な理由があります。私が見聞いたもので納得したものや体験を元に紹介します。

環境に徐々に慣れせさせる為、運動を抑制する為

 猫は家になつくといわれるように、環境の変化にとても敏感です。住む場所が変わると、食べ物を食べない、水を飲まない、おしっこをしない、下痢をする、食べたものを吐く等の症状になりやすいそうです。しかも、子猫というのは自分の限界を知らない為、食べ物を消化する体力まで遊びに使ってしまう場合があるそうです。ですから、家に来て数日はおとなしくケージの中で安静にして、人や周りの環境になれさせつつ、過激な運動は控えた方が良いんだそうです。

 家に迎えて一緒に遊びたいのは猫も飼い主も同じですが、これからの長い猫との生活ですのでいくらでも機会はあります。最初の1、2日は遊ぶのは一日30分程度に抑え、あとは我慢しておとなしくケージの中で静かにさせてあげた方が無難です。

 また、ワクチン摂取後も運動は抑制させる必要があります。人間も、風のひきはじめや、病み上がりに「あれ?ちょっと元気になったかな」といって調子にのって遊んだりしていると、後になって急激に体調が悪くなったりしますよね。猫の場合、ワクチン接種後に無茶して遊んだり走り回っていると最悪死にます

 ケージの中には、狭い範囲にトイレと水とベッドという必要最低限のものが備わっています。人間だって体調が悪い時にベッドから起きて、冷蔵庫まで飲み物を取りに行ったり、ご飯を買い行ったりするのは大変です。猫さんが、水飲み場やトイレの近くで休んでくれればいいんですけど、野放しだとそうは行きません。

留守中、家の危険なものから猫を守るため

 猫を飼うからには家のレイアウトや、ケーブルの配線、観葉植物など色んなことに気をつけなければいけません。ですが、初めて猫を飼う場合はやはり飼う側も勝手がわからない部分もあります。どんなに事前に学習おいたとしても、実際に飼ってみると想定外の事は起こります。

 家に人がいる時は、ある程度見守る事ができるので、危険な事や、やっちゃいけない事をした時に直ぐに叱って教える事もできますが、外出中や就寝中はそうもいきません。思いもかけないような事を猫はします。ビニールを頭から被って首が締り窒息で死んでしまったというような例もありますし、ケーブルを噛みきってショートさせたという話もあります。誤飲誤食も怖いです。

 猫は高い場所が好きですが、高い場所に上がることは出来ても降りれない場合があります。我が家の猫も登ったはいいけど降りれないからといって、ミャーミャー鳴くことがあります。家に人がいるから助ける事ができますがいない場合、その場で水も飲めず、おしっこも出来ず過ごすか、無理に高いところから飛び降りて骨折などの怪我をしてしまう場合もあります。

 かわいそうに思うかもしれません。人間のエゴだなんだという理屈もあるかもしれません。ですが、例えば人間の子供でも6歳未満の子供に門限があるのはかわいそうだといって24時間自由にさせたり、ようやくハイハイ出来るようになった赤ちゃんを監視もせずに好きに歩きまわらせて放おっておくなんてことは、やはり常識的にできない事です。命をあずかっている以上、責任はあります。

 今まで猫を飼っていた人ならば、おおよその検討がつくような危険でもやはり初めて猫を飼う場合はその感覚はわかりません。ですので、最初は留守中や就寝中はケージの中。家に人がいる時はケージの中から出して、よく観察する事をオススメします。以前、猫を買っていた人にしても、猫によって性格がありますし、以前の猫はやらなかった事でも、新しい猫はやってしまうという事があります。

 猫は覚えてしまった事は繰り返しやってしまう傾向があるので、留守中にしてしまうとそれが癖になってしまう場合もあるようです。目の届く所でダメな事をした時は直ぐに怒るという事も今後一緒に暮らしていく上で大切な事のようです。時間が経ってからイタズラが発覚して叱っても、猫はなぜ叱られているのか理解出来ません。

人間が食事をしてる時にケージの中に

 人間が食べても大丈夫でも、猫が食べると危険な食べ物が沢山あります。一瞬、食べこぼしたものを、床からかっさらったり、テーブルに食事を並べてたら勝手に食べていたという事もあるそうです。お鍋なんかやってる時もそうですね。そういう危険性があると感じた時にケージがあると便利です。料理中なんかも危険に感じるのであればケージに入れておいた方が安全です。

多頭飼いの人にも便利

 既に猫さんが居る家庭に、新しく猫さんを迎える場合、場合によっては喧嘩になってしまう場合があります。子猫と成猫だと力の差もありますので、怪我をしてしまう場合もあります。そういった場合に、ケージに入れて隔離してやることで、お互い安全を確保しつつ徐々に慣れさせる事ができるそうです。

アイロンがけの時に

 猫はいきなり興奮して走り廻る事があります。アイロンがけをする時などは、それこそ人にとっても猫にとっても危険なので出来ればケージや、別の部屋に隔離しておきたいです。

ケージから出せる時は出してます。そしていずれケージは卒業

 飼い始めて数週間、我が家では家に誰か居る時はケージの中から出してあげています。子猫の場合はやはり運動や探検が大切ですし、スキンシップも大事です。子猫の場合、日毎にできる事が増え行動範囲が広くなっていくのがわかります。数週間もすれば、完全にケージは使わずに自由にさせる事できるようになりました。こうなると、ケージは年に数回入れるか入れないかという感じになります。

 昨日はジャンプで上がれなかったテーブルに、あがれるようになったり、怖くて行けなかった部屋を探索できるようになったり。一度、テーブルの上に上がれるという事がわかると、次からは当たり前の用に上にのります。猫は大体1歳で人間で言う成人となり、それまでにした行動を基本的に繰り返すそうです。これをするとダメなんだという事が学習されるわけです。

 人間のほうでも、猫のいたずらに対処していく事でいろんな事が習慣付くと共に、徐々に猫が安全に住みやすい環境(家)になっていきます。次第に、ケージの外に出していても安心と思えるはずですのでそうなったら、最終的には完全にケージは開けっ放しでよくなりそです。(留守中にだけイタズラする子もいるそうですが…)

(一年後の追記)

 この記事を書いてから一年後。我が家のネコも無事1歳(結構前ですが)迎えました。で、現状ですが就寝中外出中ともにケージから出しています。という意味では殆どケージは使っていないです。一応ケージの下段にはトイレが設置してあります。ケージの扉は常に開けっ放しです。

 この一年振り返ってケージはあったほうが良かったかと言われると、これはもう間違いなくあったほうが良かったと思います。今でも使ってて、例えば「炊飯器でご飯を炊いたまま買い物などで外出する時」などはケージに入れています

 ほんと見てると炊飯器のある場所に隠れたり、ヘタすると炊飯器の上に登るんですよね。で、炊飯器ってフシャーと高温の蒸気がでるのですが、やっぱこれは結構危ないと感じます。好奇心旺盛なのか、ちょいちょいと手で蒸気を触ったり、覗きこんだりすると怖いです。目がやられそう……。

 あとお鍋の時も、急に興奮しだしてちょっと危ない時があるので入れる事も稀にあります。あとはアイロンかけてる時

 うちのネコはもう引き戸なら自分であけて寝室に入ってきます。なので、奥の部屋に閉じ込めるとかいう事ができません。そういう時にケージを使うことがあります。

 それ以外はケージの外です。たまに朝起きたり、気が付くと自分からケージの2段目で寝てる時がありますw

徐々に外に出す時間を増やしていった

 我家の場合は昼間人がいるので、最初から家に誰も居ない時と夜寝てる時以外は外に出していました。家庭環境にもよると思いますが、徐々に慣らしていきつつ、目に届く範囲で危険な事をしていないかというのを観察しつつ、大丈夫そうかなーとなると、ちょっとした20分程の買い物、2時間程度の外出、今では1泊2日の帰省中もケージの外で過ごせるようになっています。

 かなり寂しがりやで帰省ともなると、帰ってきた時は玄関まできてみゃーみゃー鳴いていつもより激しいすりすり甘えてきます。朝会社に行くときは玄関まで見送ってくれて、かえってくると玄関まできてくれます。

 ネコは1年で成人し、その1年で大体の行動範囲がきまるといわれています。うちもあんまり玄関をあけても外に出ようとしません(ちなみに我が家のマンションは内廊下なので玄関から出てもさして危険はありません)。

 ですので、1年を通して徐々にケージの外に慣れさせて行くと良いんじゃないでしょうか。

我が家のネコの日常を各ブログを別途つくりました!

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